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新型コロナウィルス感染拡大のため、現在無保険の人を対象に、一部の州で、特別に期間外の健康保険加入を受け付けています。ACA(Affordable Care Act)という法律の規定により、居住者用健康保険の受付は、年1回、通常11月1日から12月15日の間です。この期間以外には、離婚、出産、失職、移住など、法律で定められた理由がない限り加入できません。しかし現在、新型コロナウィルスの感染拡大によって、もし健康保険に加入していない人がコロナウィルス肺炎(COVID-19)に罹患した場合、その医療費は非常に高額になる可能性があるため、健康保険への加入を希望する人が増えています。そのため、一部の州では、特別に期間外受付をしています。弊社が取り扱っている3州のうち、カリフォルニア州では6月30日まで、ワシントン州では5月8日までが受付期間で、対象は現在健康保険に加入していない人です。ご希望の方はご連絡ください。

新型コロナウィルス(武漢ウィルス)の感染は、高齢者、特に持病のある高齢者が重症化することがわかっています。アメリカでは、65歳以上の人はメディケアに加入していますので、国は、メディケアによる新型コロナウィルスのテストや治療費のカバーについて下記の通り発表しています:

1.検査費用:新型コロナウィルスの感染を判断する検査費用は、症状があり、医師が必要と認めて処方すれば、メディケアにどのような方法で加入しているかにかかわらず、自己負担ゼロでメディケア(Part B)がカバーします。ただし、画像検査や、CTスキャン、その他の精密検査などを受ける場合には、通常の免責額およびコーインシュランス(自己負担分)が自己負担となります。

2.入院費:コロナウィルス感染が確認され、肺炎(COVID-19)を発症した場合の入院費とそれに伴う医療費についても、オリジナル・メディケア(Part A、B)またはメディケア・アドバンテージ保険(Part C)でカバーしますが、その場合の自己負担は通常通りです。つまり、加入されているプランの補償内容通りとなります。ただし、COVID-19の治療にかかる医療費の全てを、メディケア・アドバンテージ保険で100%カバーすると発表している保険会社が増えて来ていますので、ご自身が加入されている保険の補償内容をご確認ください。

3.隔離費用:コロナウィルス感染によって肺炎を発症し、初期の治療が完了した後、医師が一定期間の隔離入院が必要と判断した場合、この期間中の個室の追加料金は患者には請求されません。患者負担は、通常のメディケアの自己負担額通りとなります。

4.ワクチン:近い将来、ワクチンが完成した場合には、そのワクチンは、メディケアPart Dがカバーします。この場合のコーペイは、今のところまだワクチンができていないこともあり、発表されていませんが、おそらく、予防接種扱いとして、自己負担ゼロになるはずです。

5.TeleMedicine(テレメディシン、ビデオや電話での受診、テレヘルスとも言う)の利用について:TeleMedicine(またはTeleHealth)は、2018年から、メディケアでカバーできるようになりましたが、郊外の一部地域に限られていました。政府は今週、新型コロナウィルス感染拡大を避けるため、このサービスを全てのオリジナル・メディケア加入者に対して自己負担ゼロでカバーすると発表しました。民間の保険会社を通してメディケア・アドバンテージ保険に加入している人は、プランによってテレヘルスの受診料が異なりますので、ご自身の加入されているプランの内容をご確認ください。

6.その他:現在服用している処方薬を、通常より多く購入できるようになります。感染拡大を最小限にするため、薬局に薬を受け取りに行く回数を減らすためです。また、政府は、通信販売の薬局の利用を勧めています。通信販売を利用すると、薬によりますが、通常の薬局での購入より多めに購入でき、自己負担も安くなります。また、新型コロナウイルス関連の治療については、事前承認(保険会社に医療機関が事前に報告して、保険適用の承認をもらうこと)が免除される予定です。

新型コロナウィルスに罹ったかもしれないと思った場合にどうするべきかについて、CDC(米国疾病センター)の指針では、まず、かかりつけの医師に、電話か、テレメディシン(スカイプなどのビデオでの受診)で相談することを勧めており、事前の相談なしに、直接クリニックや病院に行くことは避けるように指導しています。また、救急病院やアージェントケアに行かなければならない場合でも、医療機関が準備できるように、できる限り、事前に電話をして、新型コロナウイルスに感染したかもしれないということを伝えて欲しいとのことです。

以上は、3月31日時点での情報です。

メディケアについてはこちらのページで詳しく解説しておりますのでご参照ください

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新型コロナウイルス(武漢肺炎ウイルス)の感染拡大に伴い、今後、検査や入院治療が必要な国民が増えると予想されますが、その医療費がどうなるのか心配な方も多いと思います。ACA(Affordable Care Act)の条件を満たす健康保険に加入していれば、コロナウイルスの感染が疑われ、医師が必要と判断した場合には、検査費用(ラボテスト)は自己負担なしでカバーされることが決まっています。ペンス副大統領が、この点について、記者会見ではっきりと表明しています。また入院・治療費についてももちろん保険が適用されますが、この自己負担は、それぞれの患者が加入している保険の補償通りとなります。

お住まいの州のヘルスケア・マーケットプレイスや、Healthcare comprar cialis andorra.govから加入されている健康保険や、個人やご家族で直接保険会社に申請して加入されている保険メディケア、メディケイドはACAの条件を満たす保険です。また、勤務先の企業を通して加入されている団体保険のほとんどは、ACAの条件を満たす保険です。ただし、企業によっては、健康保険をその企業独自で出資・運営している場合があり、この場合は、企業によって補償が異なる場合がありますので、勤務先のHRに御確認ください。

ACAの条件を満たさない保険(短期医療保険、海外旅行保険、留学生保険など)に加入されている場合は、保険会社やお住まいの州によって取り扱いが異なり、コロナウイルス関連の医療費が保険適用外の場合もありますので、ご自身の加入されている保険のカバレージを確認されることをお勧めします。